ユグノーの書庫

Top  About  Profile  Novel  Recommend  Mail  Link


アライクライ

   第六幕 静止した日

 

 今日も学校は休み。

 僕は昼になってもベッドから起き上がることはなかった。

 一日中ベッドの中にいた。

 頭は思考を停止していた。

 肉体の存在すら希薄になって、僕は心の海深くに沈んだ。